いまさら知った韓国語

韓国語

10年前に韓国語能力試験でギリギリ6級を取り、その後韓国で何年も仕事や生活していても、知らない単語や表現って山ほどあります。

特に仕事や家庭でも使う単語や表現って限られているので、意識してインプットしないと本当にボキャブラリーが増えないものです。

오지랖(オジラプ/おせっかい)

今日の単語は「오지랖(オジラプ)」日本語では「おせっかい」という意味です。

私は日常会話の中で「あの人、おせっかいだよね」とか、「私は結構おせっかいなんですよ」ってことを韓国語で言ったり、聞いたりすることが無かったので、使ったことがありませんでした。

昨年から私がはまっている韓国ドラマ「賢い医者生活」で何度か出てきたことがきっかけで、覚えるようになりました。

シーズン1の10話で、익준(イクジュン)が、정원(ジョンウォン)の가울(カウル)に対する気持ちに向き合うように促すシーンで、「오늘의 오지랖은 여기까지(今日のおせっかいはここまで)」と最後に정원に言って去るシーンがあります。

오지랖 は 前裾(まえすそ)

오지랖という単語自体は、NAVERのエッセンス韓日辞典によると「前裾(まえすそ)」という意味です。

また、こちらもNAVERのエッセンス韓日辞典によると、「오지랖이(前裾が) 넓다(広い)」というのが「」「」「厚かましい」という意味となり、これを오자랖という単語一言で表すことが一般的なようです。

でも上の韓国語表現はどちらかというとネガティブな方に聞こえますが、「おせっかい」と訳すとポジティブにもネガティブにもどちらにもとれて個人的にこちらの方が好きです。

오지랖 は 現代では少なくなっているのかも

最初に私が韓国に住んでいて、聞いたり使ったりすることが無かったと書きましたが、오지랖な人は韓国でも少なくなってきているのかもしれません。

仕事をしていても、基本的には自分の仕事だけで、他の人をサポートしたり、干渉したり、気遣ったりするこをがほとんどないように思います。

プライベートにもなるべく干渉しないようにお互いしていることから、오지랖をする余地もないといった感じです。

上記の例にあげた韓国ドラマ「賢い医者生活」の魅力については別の機会で書こうと思いますが、そんな現代の「人とのつながり方」や、「他人への気づかい方」などがテーマになっていると個人的に思っています。

そのため、ドラマの中で오지랖という単語がたまに出てくるのかなと。

私自身もポジティブな오지랖になれたらと憧れますが、たぶんキャラ的に難しいかと思っています。。

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