日本人が教科書で韓国語を学ぶときにあまり出てこない言葉(俗語、流行語)を解説していきます。
今回は『쪽 팔리다(チョッ パルリダ)』です。
쪽 팔려(チョッ パルリョ)、쪽 팔리다(チョッ パルリダ)、쪽 팔려 죽겠네(チョッ パルリョ チュッケンネ)と色んな言い方がありますが、顔が赤くなるような『恥ずかしい』時に使う言葉です。
『恥ずかしい』という日本語から翻訳すると『부끄럽다(プックロプタ)』、『창피하다(チャンピハダ)』という韓国語になります。
『부끄럽다(プックロプタ)』は、人見知りなどの意味での「恥ずかしい(≒ 照れ)」で
『창피하다(チャンピハダ)』は、羞恥心の方の「恥ずかしい」なので、
『창피하다(チャンピハダ)』が類義語になります。
それでは、『쪽 팔리다(チョッ パルリダ)』の語源についてです。
네이버 지식백과(Naver 知識百科:https://terms.naver.com/)によると諸説あるそうですが、
『쪽』は『顔』を意味し、『팔리다』は『売られる』で、『顔が売られる』という意味になります。
日本語でも「面汚し」や「顔に泥を塗る」、「親に合わせる顔が無い」など、「顔、面子」を大事にする文化がありますが、韓国語でも似ている表現は多くある通り「恥ずかしい面」として「顔」が見られてしまったという意味で『恥ずかしい』ときに使われているようです。
ただ、前回『존나』という俗語について解説しましたが、この『쪽 팔리다』について韓国人も語源を知らずに使っていることは多いようです。
「개존맛(ケジョンマ)김치( キムチ)」ってどんな意味?
日本で売られているキムチに개존맛という商品名をつけた会社が、その表現が適切でなかったと変更することになったそうです。개존맛とはどういう意味か。なにが適切でなかったのか解説します。
ドラマでもよく使われる言葉で、年配者に対して使う言葉ではないので、皆さんも使われる際は友達や恋人同士で使ってみてください。
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