『찐따』『왕따』/教科書に出ないけどドラマでよく使われる韓国語

韓国語

教科書には載ってないけど、ドラマや日常会話で出てくる韓国語シリーズ。

今回は『찐따(チンタ)』と『왕따(ワンタ)』についてです。

『찐따(チンタ)』

『찐따(チンタ)』は、나무위키(namu.wiki)によると、

찐따는 어수룩하고 찌질한 사람, 타인과 잘 어울리지 못하는 사람을 뜻하는 비속어다. ”

“チンタは どんくさくどうしようもない人、他人とうまく交わることができない人 を意味する俗語である。”

と書いてあります。

要は「どんくさい奴」ということで、いじめる側がいじめられる側に使うことが多いので、「いじめられっ子」と訳してもよいかと思います。

私が最近見たドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌(韓国語タイトル:이상한 변호사 우영우)」3話では、主人公のヨンウが学生時代にいじめられていたシーンでこの言葉が出てきますが、「のろま」と翻訳されていました。

『왕따(ワンタ)』

『왕따(ワンタ)』は、나무위키(namu.wiki)によると、

왕따는 집단에서 특정 개인을 따돌리는 일, 또는 그 대상을 일컫는 말이다. 쉽게 말하자면 집단에서 배척하는 것이다.”

“ワンタは集団から特定の個人を仲間外れにすること、またはその対象を称する言葉だ。簡単に言えば集団から排斥することである。”

と書いてあります。

こちらは찐따よりも更に「いじめられている人」を指す言葉と言えるかと思います。

韓国ドラマ「Sweet Home -俺と世界の絶望-(韓国語タイトル:스위트홈)」1話で主人公ヒョンスが引っ越してきたアパートの屋上から飛び降りようかと思って立っていると、住民の女子高生ウニョから「あんた、ワンタ?」と聞かれるシーンがあります。

 

日常会話では友人同士でからかうときに気軽に使うこともあれば、酷いいじめにあっている人に使われる言葉です。(韓国ドラマでは、いじめのシーンが多いのでその時にはよく出てきます)

聞いていて気持ちの良い言葉ではないですが、ドラマでもよく出てくる言葉なのでこの機会に覚えてみてください。

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