지난주(先週) にはなぜ 뒤어쓰기(スペース)が無いのか

韓国語

この間、日本で韓国語を教えている日本人の知り合いに会った際に、

「この間、授業で生徒から『なんで이번 주には뒤어쓰기があって、지난주には뒤어쓰기が無いのか?』って聞かれたんですけど、なぜか知ってますか?」と質問を受けました。

ちなみに

이번 주 とは、(이번=今回) + (주=週) = 『今週』 という意味で、

지난주 とは、(지난=過ぎた) + (주=週) = 『先週』 という意味です。

上記でも半角のスペースを入れて区別しているように、

『今週』を意味する (이번 주) には、(이번)と(주)の間に 뒤어쓰기(ティオスギ:スペース)が入り、

『先週』を意味する (지난주) には、(지난)と(주)の間に 뒤어쓰기(ティオスギ:スペース)が入らないことが正しい韓国語表記のようです。

私も仕事のメールなどで、「今週中に…」とか、「先週ご連絡した…」などの表現でよく書いていましたが、その際は(이번 주)と(지난 주)で、両方とも(주:週)の前にスペースを入れていました。

一緒にいた韓国人の妻にも聞いてみたところ、「そういえばそうだけどなんでだろう」という感じで、妻も意識して書き分けていたわけではない様子です。

こういう時はNaver検索です。

Naver検索で出てくるかなと半信半疑で検索している妻の様子を見ると、すぐに出てきました。

結論を言うと、지난주(先週)は一つの単語として認定されているのでスペースが入らず、이번 주(今週)は一つの単語として認定されていないためスペースが入るとのことです。

では、なぜ一つの単語として認定されないのか?については少し細かくなるので、下記の単語で違いを押さえてもらえればと思います。

過去を表す 지나다 を使う 지난주(先週), 지난달(先月), 지난해(昨年) は一つの単語として認定されているので、すべてスペースが入りません。

이번 주(今週), 이번 달(今月), 이번 해(今年) はスペースが入ることと、その他にも 다음(次の) を使う 다음 주(来週), 다음 달(来月), 다음 해(来年) も同じく一つの単語ではないということで、スペースが入るとのことです。

母国語ってその国人にとっては当たり前のことでも、その言葉を勉強する外国人にとってはなぜだろうって思うことって多々ありますよね。日本語で言う「一本、二本、三本」ってそれぞれ「本」の読み方が違うのは何でですか?みたいな。

コメント

タイトルとURLをコピーしました